2013.10.02 Wednesday
ヴェネツィアビエンナーレ Biennale di Venezia その2
今日は、ヴェネツィアビエンナーレBiennale di Venezia のジャルディーニGiardiniにご招待したいです。
ヴェネツィアビエンナー開催のための会場をジャルディーニGiardiniと呼びます。
ここには、先進国と呼ばれる国々のパビリオンが立ち並び、各パビリオンの中で、国から選出されたアーティストの展覧会が行われています。
公園の中に、国々の特徴を持った建築が立ち並んでそれだけでも面白いです。しかsk、中での展覧会が余りにも斬新で、魅力的で、力強いものでしたから、残念ながら公園や建築をゆっくり愉しむ余裕はありませんでした。
さて、ここでも地図がないとジャルディーニGiardini全体の展示が分らないです。
ヴェネツィアビエンナーレの公式地図。
で、参考のため、artupdateがだしている冊子の中の地図は、
どちらがいいか分りませんが、随分地図作り方によって印象が変わると思いました。
私は、artupdateがだしている地図のほうが、俯瞰的な印象が強く、迷わず到達できるように思いました。
始めての場所に行く場合、地図を手に入れることは大切ですね。
始めての場所に行く場合、地図を手に入れることは大切ですね。
パビリオンが国別になっているため、アートのオリンピックなどという表現がされます。
国と美術を関連付けてみてしまいますね。
国と美術を関連付けてみてしまいますね。
しかし、先進国は、何万何千というアーティストがいるはず。その代表がキュレータのお好みや独善的とは言わないまでも、個人の審美眼を信じて選ばれてくるわけですから、国家を代表する美術家、国を表す美術、そういった人やそういった美術が存在するのか、疑わしいです。
それでも、こうやって友好的に一つのことに取り組めることは、世界が平和で良かったですね、と心から喜べます。
興味深かったのは、フランス館とドイツ館。今年は展示の都合上、双方の館を入れ替えての展示。フランス館でドイツの作家が展示して、ドイツ館でフランスの作家が展示していました。
日本と韓国なら、そんな話合い成立したのかなあ、など色々考えました。これは私の勝手な思い込み、でしたら失礼いたしました。
パビリオンは、2年を通して半年しか使わない建物。
作りも簡単で、真っ白い壁面と使いやすい大きな空間が用意されている、そういったものでした。
GiardiniまたはArsenaleにパビリオン(国別の会場)を設置している国は以下の通り。
Giardini
オーストリア、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、日本、英国、ギリシャ、イスラエル、オランダ、ヴェネチア(開催都市)、フィンランド、ポーランド、チェコ、スロバキア、韓国、ルーマニア、ロシア、セルビア、アメリカ、スイス、ウルグアイ、ベネゼエラ。
Arsenale
アルゼンチン,アラブ共和国、南アフリカ、バハマ、イタリア、中国、グルジア、Holy See(ヴァチカン)
ヨーロッパの主要国が軒を連ね、そこへアメリカ、カナダ、日本、オーストラリアといった環太平洋の国が加わり、その他の地域の主要国が加わっているといえるでしょう。ちなみに、アフリカ大陸でパビリオンを持っているのは、エジプトと南アフリカのみ。南アメリカ大陸では、ブラジル、ウルグアイ、ベネゼエラの3つの国が、それぞれパビリオンを持っています。
ベネチアビエンナーレがヨーロッパ諸国を中心に開催されてきたことは否めないでしょう。ヨーロッパというキリスト教とそれに取り巻く美術が先行する価値観のなかで、ベネチアビエンナーレが開催されてきたことになります。
GiardiniまたはArsenaleにパビリオン(国別の会場)を設置している国は以下の通り。
Giardini
オーストリア、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、日本、英国、ギリシャ、イスラエル、オランダ、ヴェネチア(開催都市)、フィンランド、ポーランド、チェコ、スロバキア、韓国、ルーマニア、ロシア、セルビア、アメリカ、スイス、ウルグアイ、ベネゼエラ。
Arsenale
アルゼンチン,アラブ共和国、南アフリカ、バハマ、イタリア、中国、グルジア、Holy See(ヴァチカン)
ヨーロッパの主要国が軒を連ね、そこへアメリカ、カナダ、日本、オーストラリアといった環太平洋の国が加わり、その他の地域の主要国が加わっているといえるでしょう。ちなみに、アフリカ大陸でパビリオンを持っているのは、エジプトと南アフリカのみ。南アメリカ大陸では、ブラジル、ウルグアイ、ベネゼエラの3つの国が、それぞれパビリオンを持っています。
ベネチアビエンナーレがヨーロッパ諸国を中心に開催されてきたことは否めないでしょう。ヨーロッパというキリスト教とそれに取り巻く美術が先行する価値観のなかで、ベネチアビエンナーレが開催されてきたことになります。