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大阪/日本橋にあるギャラリー
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日本美術の歴史
日本美術の歴史 (JUGEMレビュー »)
辻 惟雄
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大阪日本橋にある町家風ギャラリースタッフによる日記です。
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サボテン 器  gallery feel 0
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    JUGEMテーマ:アート・デザイン

    内田鋼一  ×  小田康平 kouichi UCHIDA Kouhei Oda 

    「サボテン 器 宇宙」2013/6/29-7/14

     gallery feel art zero 名古屋市東区葵2-3-4 三光ビル1F 




    このギャラリーのギャラリストは、正木なおさん。
    3度ほどこのギャラリーを訪れたことがありますが、まだ期待を裏切られたことはありません。いつも、作品の見せ方、企画に工夫がみられ、私を満足させてくれます。正木さんのセンスが光ると共に、作家の持ち味を色々な形で引き出している、いいギャラリーだと思います。

    何か同じギャラリストとして勉強させてくれるギャラリーです。


    今回の展示は、2人展。2人の仕事が作品を引きたて合うように展覧会が出来上がっています。きっと、企画者である正木さんの力なのでしょう。

     大通りから、白い凹凸のある会場に入っていくと、愛知の陶芸家:内田鋼一 の白い器(プランター)に多肉種のサボテンが植えられています。

     サボテンは水が必要ない植物のため、土ではなく大きな粒の砂に植えられており、その白い砂と、内田氏の白い陶器との相性がいい感じでした。

     展示の陶器は、おおよそ手に載るくらい大きさ。中には、直線と直角に曲がる形状をもつ、植物を植えるのには不適切なものもありました。こういった非実用的でないものを見ると、美術を見る人間はわくわくしてしまいます。
     
     展覧会で目にいくのは、やはりサボテンの形とその種類です。小田氏は、自分の好みの形のサボテンを収集しているのか、いや好みの形にサボテンを育てているのか、どちらにしてもサボテンの形と生育のあり方に興味を持っているようです。
     会場では、花を咲かせるサボテンや、ストッキングのようなものを頭から被っているサボテンまで実に様々なサボテンを見ることができました。


     「こんなにサボテンの種類っていっぱいあったのだ。」というのが、展覧会を見たときの私の正直な感想です。
     もっと美術的な視点で見るべきなのでしょう。しかし、生命の不思議さ、その多様さのほうに興味が移ってしまいました。

     父の従兄弟がサボテンの収集をしてました。小さい頃、そのおじさんの裏庭でたくさんのサボテンを見た記憶があります。
    サボテンは、余り綺麗とはいえない温室の中に詰め込まれていました。その叔父さんにとっては、貴重なお宝だったのでしょうが、私には訴えかけるものは何もありませんでした。

     小田さんのサボテンは、昔の記憶のものとは随分ちがいます。見せるために上手く整理されているからでしょう。もちろん、剪定も行き届いているのでしょう。何よりも、この展示会場で、一番綺麗に見えるものを選んで持ってこられているのでしょう。
     どれも生き生きと見えました。


     理科の先生以上に、小田さんは私にとっての偉大な理科の先生になったような気がします。それは、内田さんと小田さん2人の美術家の見せる世界が宇宙で、ずっと向こうに色々な自然があるように提示してくれているからだと思います。
     美しくものを見せる、というのは大事なことだと思いました。触覚を刺激するのです。これはなんだ、どういうことなんだ、と素直な疑問が見ることで色々出てきます。長くものを見る観察も、美しいと思い始めると楽しくなります。植物も美しくありたいと思っています。
     
     美術と理科は遠いように思いますが、本当はお隣にあるように思いました。そうあって欲しいと思います。

    | 展覧会レビュー | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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