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大阪/日本橋にあるギャラリー
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日本美術の歴史
日本美術の歴史 (JUGEMレビュー »)
辻 惟雄
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大阪日本橋にある町家風ギャラリースタッフによる日記です。
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岸川のぞむ 展 「日常」  2012/7/3-7/8
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    JUGEMテーマ:アート・デザイン

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    岸川のぞむ展 2012/7/3-7/8
    アートスペース虹 
    --------------------------------
    を、見て来ました。
    ちょっとざまされだぞ!
      もらった、案内状はこれ! 

    作家の筆跡で
    「よろしくお願いします。楽しんでできます。岸川」
    との簡単な挨拶文が添えられてあった。まるで、これから旅行に行く人が書くような文章であった。

    案内状からは、きっと作品展は、紙粘土でつくった立体のはず。それを楽しみに見に行きました。

    しかし、会場に入って。「だまされたー。」

    案内状は、「予兆」とか「予感」を感じろ、というもので、実際の作品のイメージは全く違うことが多々あります。 今回の場合は、いいはずされ方でしたね。


    会場全部が別の空間になっていました。まるで、演劇か、映画のセットの中に入ったよう。
    まずは、床。少し古めかしい、ギャラリーの床にタイルの絵が敷き詰められ、画廊の壁面には、右手から、ごーっと音を立てて汽車が走っている様子が描かれている。

    その汽車は、お寺の鳥居の中から出てきたよう。
    線路の高架の下は、通りになっていて、モザイクの道がずっと向こうまで続いている。だれもいず、何か寂しげな感じがしました。

    その道は、ギャラリーの入り口の向かって左側から続いている。

     作家に制作のことを聞けば、全くの現場制作だったとのこと。日曜日から画廊に入り、初日の火曜日まで描いたらしい。床に絵の具がこぼれないようにと、ナイロンを引いている。そのお陰で、床はつるつると滑る感じがあった。搬出日の日は、作品を壁から剥がせば作品の撤去が完了する予定であったが、思いあまってギャラリーの壁面にも絵の具が飛んでいて、それを消すのに時間が掛かったと教えてくれた。
     ぶっつけ本番、という感じもあるが、現場制作らしい作家が出した制作の「活気」らしいエネルギーが会場全体に広がっていた。

     アートというのは、作家の思いが表現形として成功しているからといって、受容者(見る側)が面白い訳ではない。惹き付けられるわけでもない。作り手が作品を着地させてしまったら、むしろ見る側はもう心の中で作品を遊ばせる余裕がなくなる。


     「楽しんできます。」と書いてあったDMの言葉は、これから制作する作品を楽しく作ろうと、制作旅行に出かける岸川さんの気持ちそのものだったのだろう。

     ギャラリーの壁面から外された作品を同じような形で見ることはもうないだろう。そこが余計に作品のことを思い出させてくれる。


    | 展覧会レビュー | 19:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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