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大阪/日本橋にあるギャラリー
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日本美術の歴史
日本美術の歴史 (JUGEMレビュー »)
辻 惟雄
日本美術の足跡を知りたい方にはいい本です。現代美術を知るには、先ず足元を固めてください。
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大阪日本橋にある町家風ギャラリースタッフによる日記です。
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金沢21世紀美術館 高嶺 格 Good House, Nice Body 〜いい家・よい体
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    金沢21世紀美術館
    高嶺 格 Takamine Tadasu
    Good House, Nice Body 〜いい家・よい体 「すみか―いつの間にかパッケージ化され、カタログから選んで買わされるモノになってしまった住処を、自分の手に取り戻すことを目指します」
    会場:プロジェクト工房
    会期:2010年8月28日〜2011年3月21日(*開場時間 12:00〜18:00)
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    高嶺 格 Takamine Tadasu
    プロフィール
    1968年鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学工芸科漆工専攻卒業、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。


    美術館本体に隣接したプロジェクト工房は、鑑賞の場としての美術館機能に、創造の場としての機能を付与するスタジオ型のスペースです。音の出る作業なども含めた24時間の稼働、火や水の使用が可能で、アーティストが滞在制作を行う場としての環境を整えています。


    工房 241.0平方メートル(約70坪)の工房の約50平方メートルの準備室を除いた空間が、工房の展示スペースになっている。白い箱型の展示スペースで、外からは見えず、中に入ると空間と一体となった作品が楽しめるようになっている。

    このプロジェクトでは、様々な建築現場で必要な材料、または廃材が持ち込まれている。使い古された建具、砂袋、住居用建物の玄関ドア、襖、クロス、土、砂、木板、仮設階段、ガラス板、ベニア板、床板など。こういったものを組み合わせて作家は普段では見られない空間造詣を行っている。



    仮設階段を上ると住宅用のドアがある。靴を脱いでそこから屋内に入る。廊下らしきもので、陳腐なベニア板にありあわせのクロスが張られ、床板がひかれている。まっすぐ歩いて廊下を折れると右手にパイプで作られて、見張り塔のようなものが見られる。パイプで組まれた宙ぶらりんの床が出来上がっており、パイプの手すりがつけられている。その向こうには、砂袋が積まれ、煙突の様な管が突き出している。



    廊下を進むと、ガラス張りの床に出会う。ガラスから下に歩いている子供が見える。ここに乗って進んでいいことは分かるが、奇妙な錯覚に捕らわれてガラスに乗ることができない。
    ゆるゆると足をガラスに乗せて進む。私のような人の為か、横に手すりがつけられている。襖で仕切られた空間がガラスの下に広がっている。不揃いの建具なので、奇妙な感じがする。






    プロジェクトスタジオの2F部分の周回廊下には、寄せ集めの建具がずらりと並べられている。全く、関係性のない、整合性がないように並んでいるので、その違和感に目が行く。

     廃材であったり、新品であったり、「建築」というキーワードで集められた部材を作家のアイディアで「家」「空間」という入れ物に作られている。作家が楽しんでいるのだろう、作品は愉快で面白い。上ったり、降りたり、歩いたりと作家の仕立てた空間を進むことは、体験的でわくわくさせる。この日は作家も来ており、材料を持ってスタジオを出たり入ったり楽しそうにやっている。

     この建築には、ルールはない。そこに集められた資材があるだけで、作家がそれを自由気ままに張り合わすように空間を作っている。従来の家、や建物といった建築物でもない。縫い合わせているような印象である。

    展覧会のタイトル「いつの間にかパッケージ化され、カタログから選んで買わされるモノになってしまった住処を、自分の手に取り戻すことを目指します」をまずは我が手で行動しているのである。最近は、お風呂も一つのユニットになっていて、それを入れ込むだけで済むそうだ。水道屋やタイル職人も要らない建築になっている。

    幸運にも作家と記念写真が撮れました。

     
    | 展覧会レビュー | 20:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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