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大阪/日本橋にあるギャラリー
近鉄/地下鉄(堺筋線・千日前線)日本橋駅下車 1分 

 
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日本美術の歴史
日本美術の歴史 (JUGEMレビュー »)
辻 惟雄
日本美術の足跡を知りたい方にはいい本です。現代美術を知るには、先ず足元を固めてください。
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大阪日本橋にある町家風ギャラリースタッフによる日記です。
画廊 編 ぎゃらり かのこの作品と出会える一つ星のお店 串カツ ”wasabi" のご紹介!
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    猛暑の折、皆様お元気でしょうか。
    休廊中ではございますが、画廊 ?ぎゃらり かのこの作品と出会える一つ星のお店 串カツ ”wasabi” さんを今日はご紹介いたします。
    画廊 ?ぎゃらり かのこから西へ徒歩4分。法善寺横丁にこのお店はあります。
    女性のオーナシェフの心遣いが随所にみられるこのお店。例えば、箸休めに出てくる金山寺味噌には、オリーブオイルがかかっています。
    こんな食べ方があるのかとまずは驚きました。次に口に入れると、味噌とオイルの相性がよく、いくらでも食べてしまいます。
    ビールを注文すれば、錫のカップが出てきました。なんと、涼しげで粋なのでしょうか。
    上がりのお茶は、鉄瓶のお湯で沸かしたほうじ茶。お湯の状態が電気ポットややかんで沸かしたものと全く違い、お茶の旨味を引き出していました。
    ビールを飲みながらパリパリと食べる野菜も凝っています。
    生で食べられるサラダ茄子は珍しい食感で、キャベツの芯は甘いです。器は野菜の色や鮮度が見えるように透明です。
    「食」や「お客様をもてなすこと」に対して、細部にわたって拘り、吟味しているオーナの姿勢がうかがえます。
    こちらのお店には、ワインのソムリエさんがいらっしゃいます。(国本さん:男性)
    防腐剤(亜硫酸ナトリウム)が添加されてないワインを置いているほどのこだわり。
    お料理と懐に合うワインを丁寧に紹介して下さいます。
    ワインのお話しも面白いです。聞いて知って飲むと、いっそう美味しくなるものです。
    実は、このお店には、Gallery AMI-KANOKOの作家の作品がたくさんあります。
    藤田依子(陶器)/堀尾貞治(絵画)/小池 ?茉祐(陶器)/市野政利(陶器) などなど。
    「こんな可愛い作品に出会えて嬉しいです。」と、オーナの今木さんは言って下さいます。


    今月、テーブルに登場したのは、小池  茉祐さんのガラスの小皿。
    お皿の上に、小さな夏の川魚と緑のソースが載っていました。
    手創りの器が氷のよう。涼を呼びました。
     

    wasabi で一緒に働いてくださる方を募集中>

    土曜日、日曜日を含む毎日 15302330くらいまで (時間や出勤日は相談に応じます。)
    土曜日と日曜日だけの勤務を希望されている方でも嬉しいです、とのこと。
    志を持って、お料理のこと、接客のこと、ワインのことを勉強しようと思っている方を募集されています。
    身に付くところ、学べるところ、で働いたことは自分磨きにつながると思います。
    お仕事を探している方、いかがでしょうか。
    連絡先は、090-3277-6016(今木貴子) 又は直接お店まで(06-6212-6666)ご連絡ください。

     
    | アートの味見 | 17:45 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    ユウの家にお願いする紙袋のこと。
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      JUGEMテーマ:アート・デザイン

      今回、ユウの家さんと出会い、画廊 編  ぎゃらり かのこで使います紙袋に絵を描いてもらうことにしました。
      以前から、無地の紙袋は味気ないと感じていました。
      Gallery AMI-KANOKOのロゴを印刷するのも、機械的でおもしおくないです。

      幸運にも、ユウの家さんで可愛いぽち袋に出会いました。
      茶色の無地のポチ袋に白で絵が描いてあるのが、主張しないけど、おしゃれで可愛らしい。
      そのうえ、その絵の配置や構成が単純ながらおもしろい。なんといっても一つ一つ手書きで味があるというのが素敵!

      早速、紙袋にも描いて欲しいとお願いしました。出来上がってきたのが写真のもの。
      どう、可愛いでしょうl

      提げ手のところの画廊 編  ぎゃらり かのこのロゴを印刷したシールを張る予定です。
      一つ一つ違う紙袋! なんて素敵なんでしょう。
      たくさん作品が売れたらいいなあ、みんなにこの紙袋持って帰ってもらいたいなあ、と楽しみな毎日です。



        


      こんな紙袋使いたい! と思ってくださる方、是非ご連絡ください。 yukiko@ami-kanoko.com まで。


       
      | ひとつひとつ違うこと | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      Gallery AMI-KANOKOの食器ご紹介:北新地 みなも
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        JUGEMテーマ:アート・デザイン

        日本酒の会で酒肴をご協賛して下さっている、”北新地のみなも”さん。
        夏のご案内の案内状に、Gallery AMI-KANOKOで展覧会をした、原田洋子さん、笛木三沙子さんの作品を使って下さいました。
        とっても嬉しいですね。(写真撮影:外間 光貴)


        笛木三紗子さんの器。朱が印象的て
        お料理は、鱧です。手前の飾りが綺麗です。

          
        夏の鱧。夏が来た、涼しげな盛り付けです。
        赤身のおつくりと白い鱧のコントラストが綺麗ですね。

        器は、日本酒や焼酎などを注ぐ急須型の作品。料理人の遊び心がうかがえます。
        「おいしそう。」というのは、目で料理を感じたときの言葉ですね。いやいや、むしろ「目」が美味しさを想像して、料理に向かうときなんでしょう。
        色鮮やかに、素材の勢いがあるように見せる料理人の盛り付けは、食べる人を元気にしてくれます。

         
        | アートの味見 | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        小さな美術館に行ってきました。 及川みのる展  高松/塩江美術館
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          JUGEMテーマ:アート・デザイン

          高松駅から車で40分。南の内陸部に入ったところに塩江美術館はありました。
          渓流の横に小さな美術館が建っていました。

          及川みのる展「メルヘンカモン」
          平成26年4月27日(日)〜6月15日(日)

          高松を出るときに、「これから行きますね」と、簡単な一報を及川さんに入れました。
          「由記子、きてくれるんですか? 僕嬉しいなあ。」って、待っててくれそうな声が返ってきました。

          高松市内から離れた山間の美術館。それに及川さんは、一昨年、福島の原発事故が嫌で、香川に越してきた人。
          こんな場所で展覧会して、人が来てくれるのかなあ、って心配でした。
          「毎日誰かがきてくれて、本当にたのしいですよ。」と、及川さんが言ったとおり、芳名帳には、色々な人の名前が書いてありました。



          ちょうど着いたとき、降っていた雨が止み、美術館の周りの空気がしっとりと落ち着いていました。
          小さな美術館の中に、及川さんは、2013年のGallery AMI-KANOKOで展示した作品に加えて、新作を完成させ
          綺麗な展示の空間を作りました。
           
           いやいや、綺麗な展示の空間は、及川さんが展示する前からあったもののはず。
           しかし、空間を木材で仕切って通路を作ったり、ペンキを塗った林檎箱を展示ケースや椅子にしたりして、今までにはなかった新しい空間が美術館の中に出来上がっていました。
           建物の上から差す光が、床に映って綺麗でした。
           この床に映る光の美しさも、作品の生命力と呼応しているように思いました。

           作品をご紹介します。
           
           女性の上半身の立体作品。ほぼ、等身大です。
           材料は陶器。
           女性は伏目で、うつむき加減。どこから寂しそうな影があります。
           世間に上手く馴染めないのでしょうか。笑顔が消え去っています。

           
           写真では素焼きされたままに見えますが、釉薬をかけて本焼きされています。
          、少女の作品。頭には、貝の帽子を被っています。
           海から来た少女。
           伏目がちで、目はうっすらと開き、この少女もどこか遠慮気です。

           及川さんが作る少女は、どこか詩的な印象を持っています。
           す〜っと、空気の向こう側に消えてしまいそうです。
           内気で遠慮気、自ら多くを語ろうとしない面持ちです。
           
          | 作家の近況報告 | 14:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          松井清志・田中美智甫 二人展
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            JUGEMテーマ:アート・デザイン

            〜なにもなにも ちいさきものは みなうつくし〜
             
             2014/2/8〜2/9  ギャラリー桜の庄兵衛  豊中市中桜塚2-30-35
                      国登録有形文化財 奥野家

              梅が咲く頃と期待された三寒四温の初春の日に、華道家松井清志・田中美智甫 二人展が豊中にある国登録有形文化財となっている、ギャラリー桜の庄兵衛で開催されました。
             天井を貫ら抜く重厚な梁、江戸時代から長らく続くといわれている家屋がもつ立派な門や玄関。祝儀や不祝儀のすべてがこの建物の中で行われた歴史を感じました。

             
             門を入るとその正面に、ごろんとした楠の木片とその上に龍舌蘭がお客を迎えました。そこから玄関まで向かう小道と、その奥のお庭には、お客様を迎えるお花が枕型の陶器に入れられていました。この陶器は、その昔につかった湯たんぽだそうです。作家の松井氏が長年にわたってコレクションしたもので、お湯を入れる小さな口に、鮮やかな花が入り、これから見られる展示を期待させてくれました。
             家屋の中は、豪快な枝ぶりの松や老梅、椿、見事に芽をつけた木蓮、すずらん、紅の木などが美しく、凝った花器に入れられていました。椿だけで五種類、梅は四種類、様々なお花と対面できました。華道家は、山を歩き、活ける材料を探すものという二人。材料の花を花屋に手配することは極力避け、田中美智甫氏の住まいのある岡山の野山から、会期中に頃合がよくなるという花を選び、会場に運びこみました。おそらく、野山にある枝や花を採取するときには、既に活けるイメージが決まっているのでしょう。迷いのない植物の姿態が、花瓶から立ち上がっていました。
                

             なんといっても今回の見所は花留めでした。お流儀では、花器の中で花材が動かぬよう剣山などで留めます。今回の展示では、古い鉄器、例えば鍬や鎌が転用され、時代を経た鉄の重みと、繊細で立ち上がろうとしている花の力とが上手い具合に妙を得て、いけばなを個人の表現に立ち返られてくれています。
             その他、ひょうたんの中をくり抜いて花器の形状が面白く惹き付けました。瓢箪の内側が防水の加工され、ここにも古い鉄器の鐙(あぶみ)が飾りに添えられ、古い工藝が持つ垂直の生命力と植物の曲線の力とが集合して、一つの小さな世界を創っていました。
                           
             長い準備期間を要した本展覧会が、たった二日で終わることは誠に残念におもいましたが、どうせ花は枯れ行くもの、と潔い作家の決意が身に滲みるように感じられました。
             
             田中美智甫 いけばな教室のご案内 (嵯峨御流)
              Gallery AMI-KANOKO 3F 町家倶楽部 にて
              毎週 水曜日 随時 (1時間〜1時間半程度)
              月謝:8,400円  花代 1,050円

              その他 火曜日は天満橋にてお稽古があります。
              お問い合わせ 
             ■Gallery AMI-KANOKO 06-6214-2595 yukiko@ami-kanoko.com
              ■田中美智甫 090-5166-5322


            写真撮影 金谷 俊江
            | 大阪の街のアート情報 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            「SADAタイプのこと」 春成こみち スペース御蔵跡
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              Gallery AMI-KANOKOから一番近いギャラリー、スペース御蔵跡の展覧会に行って来ました。
              畳敷きの和室二つに写真や立体が展示。

              写真の斜面はOHP(オーバヘッドプロジェクター)のフィルムをつなぎ合わせて作品にしたもの。
              裏側に、クリスマスツリーにつける照明のようなものが設置してありました。
              それが着いたり消えたりして、フィルムを明るくしていました。ここに本文を記入してください。


              この展覧会は堀尾貞治氏(左)がお題目を出したもの。
              副題が:「堀尾貞治 遠隔操作展」です。

              堀尾さん、力余って遠隔操作の展覧会まではじめましたか〜。
              ここにも堀尾さんの展覧会がある。
              ご興味のある方は是非。


              スペース御蔵跡
              542-0073
              中央区日本橋2-20-15
              地下鉄・近鉄日本橋 10番出口から徒歩10分
              (黒門市場を歩けば楽しいよ。)
              TEL 090-7109-1728 土師さん 





               
              JUGEMテーマ:アート・デザイン

               
              | 大阪の街のアート情報 | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ベネチアビエンナーレ la Biennale di Venezia
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                JUGEMテーマ:アート・デザイン

                2013年 ベネチアビエンナーレ la Biennale di Venezia 
                Alsenaleの会場をご紹介したいと思います。

                サンマルコ広場の海側沿いの道を東へ東へ歩いていくと、運河を渡った橋のたもとに赤い小さな立て看板がありました。
                看板のお陰で、Alsenaleの会場の入り口であることがすぐに分りました。といっても、日本であるような仰々しいものではありません。ビエンナーレを目当てに来ている人には見つかる大きさ。でもビエンナーレには興味のない人には、通り過ぎてしまうそんな気の利いた看板でした。

                運河を海からはなれて行く方向に歩いていくと入場券売り場があり、その奥が入り口でした。


                地図を見ての通り、Alsenaleの会場は、廊下型の会場です。会場と会場にはうまい具合に扉やカーテンのもので仕切られていて、こちらの目には新しい空間が提示されていました。

                この会場は、もとは造船場だったそうです。赤いレンガ造りの建物がそのまま残されていて、それがいまビエンナーレの二つめの会場になっています。海上交通が主要だったベネチアの過去の栄光や過去の偉業、そんなものがつまった場所のように感じられました。         


















                これが、、Alsenaleの切符売り場。
                赤のブースがおしゃれですよね。












                中の展示会場はこんな感じです。

                このブースでは、古い木材の柱や土間などをそのまま使っています。
                中には、白い壁を四方に立て、床の土間だけをそのままにしているブースもありました。

                さてのブースはIILA:Latin American Pavilion で、南アメリカ大陸にある主だった国が共同で一つのパビリオンをもち、それぞれの国が一人つづの作家を出していました。参加国は、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、アクアドル、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ヴェネゼイラ。この中でブラジル、ウルグアイ、ベネゼエラがGiardini(ガルディーニ)にパビリオンを持っています。

                 写真の真ん中、山型に見えるのは、中近東産の香料です。この作家、Sonia Falconeは、ボリビアからの出展。1965年ボリビア生まれで、現在香港に在住。
                タイトルは、Campo de Color(スペイン語) 英語で、Color Field (色の牧草地)。 このブースに入っていくと、ナツメグや胡椒といった香りが混ざりあい、複雑な匂いが床から上がってきました。香料の犯人は、ココア、トウガラシ、チリ、胡椒、シナモン、ウコン、タイム、からし、カレー、パプリカなど。香料は、中世の時代、アジアからベネチアに運ばれた海路を表現しており、Sonia Falconeは、香料のパレットを用いて、アジア−ベネチアを結ぶ地図を描きました。
                 それは匂いという臭覚を使って、鑑賞者を引き込む仕掛けになっていました。




                 
                | 絵画旅行記 | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |